Zenit-3M

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 KMZ製の一眼レフ。製造年代は1962〜1970年。Mというのはこのカメラのデザイナーである「Marienkov」のMから取られているそうな。

 マウントはL39スクリューマウント。いわゆるライカLマウントだが、普通のLマウントレンズは装着できても使用はできない、と書いておこう。

「使えないこともないのだが、ゴニョゴニョ...」

と書くと話がややこしくなるので、興味のある方は詳しいことをその手のページで調べていただきたい。私のページはいい加減だから、あまり技術的なことを書くことが出来ない。もうみなさんは充分おわかりいただいているだろうし、あまり期待もされていないことだろうと思う。

 私はどこかのページに

「ソビエト製の一眼レフは使わない」

と書いたが、もう気が変わっている。自分でもこの首尾一貫していない性格は何とかならないかな、と思うが、最近ネタが尽きてきたので、この手のカメラも使うようになった。物事は軽はずみに言い切らない方がいいみたいだなぁ、、、。恥の多い人生。

 ソビエト製、特にZENITなんかのイメージは、大きくてごつい、という印象があるが、これはまだまだ小さな方である。下のタバコとの比較写真をご覧いただきたい。

 この程度なら、35mm一眼レフとしたら小さな方だと思う。LC-Aと比べたら大きいとか、そういう屁理屈を言わないで欲しい。あれは一眼レフではなくコンパクトカメラである。また、ZENIT(初代)とかZenit-Cとかと比べると多少大きくなる。そしてこの後、ZENIT一眼レフはどんどん大きくなる。この巨大化はどうしてか?と思うが、国土の広大さと無関係ではないだろう。アメリカでもテキサス人などは

「大きな事はいいことだ」

とか

「大きな心は大きな器に宿る」

と言っているではないか、って言うのはウソ。私が勝手にデマカセを言っているだけである。こんな事を言っているとみなさん帰ってしまうかも知れない。私は昔から狼少年だったような気がする(今も全然変わっていない...)。

 そうは言っても、カメラというのはこの頃は耐久消費財だっただろうから、小さくて見栄えのしないものでは満足感がなかっただろうから、どんどん大きくなったのだと思われる。今でもロシア人が日本のバカでかいハイテク一眼レフを欲しがるのはそのためであると思われる。これは日本でも一般的には同じかも知れない。最近私を含め一部の人だけが変わっているのだと気がついた。

 まぁ、カメラの大きい小さいは個人の好みとして、このカメラはまだシャッターを切るとブラックアウトして、ミラーが戻らないというタイプである。最近の一眼レフに慣れている方には違和感があるだろうが、私は最近こう言うことに全然驚かなくなった。ソビエトカメラを扱っていると、もっと他に驚くようなことがいっぱいあるからである。こういう事はあまり自慢にはならない。

 それでもそれ以外は普通の一眼レフカメラで、もちろんレバー巻き上げという近代化が施されており、何らビックリさせるような仕掛けもなにも潜んではいない。数台私のもとに巡ってきたが、なかなか製品精度は良く、巻き上げていると勝手にフィルムをズタズタに千切ったり、巻き戻しにコツが要ったりというような苦労なく普通に使用できる。フィルム装填はウラ蓋ドアオープン式なので、フィルム装填にも何ら苦労することはない。いつも苦労して失敗するのも、それはそれで結構楽しいが、たまには苦労なく使えるカメラも良いものだ。しかし、ある意味ソビエトカメラを好まれるユーザにしてみたら、刺激の少ないカメラなのかも知れない。

 それでは、幸運を祈る。